「照明をLEDにするといい」
一度は聞いたことがあるかもしれません。
LEDって長持ちするの?
電気代が安くすむ??
でも、実際のところどうなのか分からないですよね。
先にお話ししておくと、LEDには下記のような効果があります。
- 白熱電球より20%省エネ
- 白熱電球の40倍寿命が長い
- 電球自体が熱くならない
- 水銀など有害物質を使わない
- 紫外線を発しないため虫が寄ってこない
今回は、そんなLEDについて、メリットやデメリットを交え交換方法などをお話しします。
照明の電気使用量は第2位
「電気使用量の大きい家電製品ランキング」という調査では2位が電気照明でした。
- 冷蔵庫
- 電気照明
- テレビ
- エアコン
これは、1位が冷蔵庫で、3位はテレビ、4位はエアコンと続くので、電気照明が家庭の中でいかに電気使用量を占めているかが分かります。
ですが、これはあくまで平均的な調査。白熱電球とLEDでも相当な差があります。
例えば、1日8時間使用する場合で換算するとLEDシーリングライトの電気代のほうが年間約2,000円安くなります。
蛍光灯照明は、1日で約17円。月換算すると約506円になります。
ですが、LEDに変えることで1日は約11円、月にすると約317円になります。
LEDのメリットとデメリット
LEDの利点や蛍光灯との比較をした後に、次はLEDのメリットとデメリットについてお話しします。
LEDにするメリット
- 電気代の節約になる
- 有害物質を発生しない
- 寿命が長い
それに加え、使用するエネルギー量が少ないこともあり、電気代の節約に貢献するほか、照明交換の手間が省けたり、有害物質を発しないという点もあります。
さらに、それを20年、30年と積み重ねてみましょう。
1年×1万円の式になるので、20年経つと約20万円、30年経つと約30万円もお得になる計算になります。
LEDにするデメリット
- 費用が高い
- 少々重たい
LED照明は、蛍光灯や白熱電球と比べ、価格が4倍ほど高いです。
現に、LED電球2個入りで700円ほど。白熱電球は1個で98円、つまり2つで200円強。
LEDの交換方法と注意点
LED交換の手順は、蛍光灯タイプのものと、電球タイプで異なります。
そのため、2つに分けて手順を説明します。
3-1. 蛍光灯タイプは器具ごと取り換え
まずは注意点です。
球の交換だけで可能なタイプもあるが、専門知識がないと危険です。電気工事士がいる家電量販店や、工事会社への依頼もおススメ出来ます。また、自分で工事する際は、必ずブレーカーを落としましょう。
手 順
- 蛍光灯のカバーを外す
- 蛍光灯を外す
- 照明器具を外す
- 電源部分を外す
- LED専用アダプタを取り付ける
- シーリングライト本体を取り付ける
- コネクタの接続とカバーを掛ける
3-2. 電球タイプは球を変えるだけ
注意点として口金、光色、光の広がりなどの「タイプ」を選ぶ必要があります。それぞれ、効果や性能に特徴が大きく出ます。
あらかじめ、その「タイプ」か把握したうえで取り換えましょう。
手 順
- 白熱電球を外す
- ゴミは市区町村の指示に従って廃棄
- 新しい電球を付ける
まとめ
今回は、白熱電球からLED電球に変換して電気代を節約する方法を紹介しました!
- LED電球にすることで年間2000円ずーと節約!
- LEDにすることで取り換えの手間が省ける(約17年ほど持つ)
- 有害な物質を使わないため地球環境にも優しい
- 付け換えの手順は種類によって異なるが3ステップ
- 既存の電球を取り外す
- 新しい電球を取り付ける
- 取り換えが完了
- 必ず安全性に配慮し、業者に頼むことを推奨する
白熱電球からLED電球に付け替えるのは大きな節約になります!
しかも、一度買えばもう面倒な作業は必要ナシ!
環境にも優しく、人にも優しい、是非LED電球を使って毎月の家計を節約してみてください!