事業計画を立てネットショップで販売する商品が決まると、いよいよEC事業者としてを開業する準備にとりかかります。
ネット販売の出店方法はさまざまですが「どの出店方法で・どこのサイト」を使用すればいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか。
この記事では電材商社で7年営業マンをしている家電のプロ監修のもと、まちの電気屋さんを経営しているしゅんぞーが、ネット販売におすすめのプラットフォームや選び方について解説しています。
実際にネット販売を運用している私の経験談も紹介してますので、ネット販売のリアルが見れますよ!
- ネット販売の出店方法とプラットフォームの選び方
- ネット販売におすすめのプラットフォーム
- 【ネット販売のリアル】ネット販売で失敗する人の特徴
この記事を読むと、ネット販売の出店方法や各プラットフォームの特徴を一括で比較することができ、あなたのネット販売に最適なECサイトがわかるようになります。
ネット販売の出店方法は2つ
ネット販売の出店方法は主に2つあります。
- モール型ネットショップ
- ASP型ネットショップ(有料・無料)
上記2つの出店方法の主な特徴や違いは以下のとおりです。
出店方法 | モール型 | ASP型 |
---|---|---|
初期費用 | 高い | 安い |
システム維持費 | 高い | 安い |
集客力 | 高い | 低い |
デザイン・ カスタマイズ性 | しにくい | カスタマイズしやすい | カスタマイズ
リピート購入 | しにくい | しやすい |
外部リンク | ほぼできない | できる |
SNS連携 | しにくい | しやすい |
制作の難易度 | 簡単 | 簡単 |
粗利益率 | 低くなりやすい | 高い |
主なECサイト | ・楽天市場 ・Amazon ・Yahoo!ショッピング など | ・BESE ・カラーミーショップ ・STORES ・イージーマイショップ など |
ここからは、モール型とASP型それぞれの特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
ネットショップ?ECモール?EC販売?さまざまな呼び名がある
ネット販売における記事では、同じ意味合いだけど異なる(似たような)用語で表記されていることが多く混乱する人も多いかと思います。
以下では、ネット販売における用語で同じ意味合いとして扱われやすい言葉をまとめましたので参考としてください。
- ネットショップ=ネット販売
- ECモール=ショッピングモール=モール型ネットショップ
- ASP型ネットショップ=ショッピングカート=独自ネットショップ
※実際の言葉の意味が全く同じという訳ではありません。使い所によって意味が異なることもあります。
「モール型ネットショップ」の特徴
「モール型ネットショップ」とは、複数のショップが共有して出店をしている、オンライン上のショッピングモールのことをいいます。
実店舗でいう大型ショッピングモールのようなイメージです!
モール型ネットショップの例は以下のとおりです。
モール型ネットショップのメリット・デメリット
- 集客力が高い
- 出店方法が比較的簡単
- サポートが充実している
- 利益率が低くなりやすい
- ランニングコストが高い
- カスタマイズの自由度が低い
モール型ネットショップの大きなメリットは集客力です。
楽天やAmazonなどのモール型は多数のカテゴリーとショップが揃うため、ユーザーにとって欲しいものが見つかりやすい場所なのです。
また、モール型はマニュアルが準備されていたり、サポートが充実していたりするため初心者でも簡単に出店できます。
一方、デメリットでは多数のショップと共有しているため価格競争が激しく、利益率が低くなりやすいです。
加えてランニングコストが高いため、ある程度の見込み月商がなければ運用が厳しくなるでしょう。
また、ある程度マニュアル化されている分カスタマイズの自由度が低く、デザイン性や機能面で他ショップとの差別化がしにくいです。
差別化できないとなるとブランディングも難しく、リピート購入にも繋げにくい傾向があります。
「ASP型ネットショップ(有料・無料)」の特徴
「ASP型ネットショップ」とは、ネットショップが作成できるプラットフォームを利用して独自のネットショップを開業することです。
独自ドメイン(〜.comなど)を取得して、独自のECサイトをつくることができます!
おすすめのASPは以下のとおりです。
ASP型ネットショップのメリット・デメリット
- 運用コストが抑えられる
- 独自性の高いサイトが作れる
- カスタマイズの自由度が高い
- 集客が難しい
- ASPによってはカスタマイズができない
ASP型ネットショップには「有料ASP」と「無料ASP」の2つのタイプがあり、それぞれを上手に使いこなすことでモール型ネットショップより運用コストを抑えることができます。
有料ASP:月額費用が発生するけど決済手数料が低め
無料ASP:初期・月額費用は無料だけど販売手数料が高め
まずは初期費用を抑えてスモールスタートでいくなら「無料ASP」を、売上が軌道に乗ってきたらランニングコストが抑えられる「有料ASP」に切り替えるなど、ASP型ネットショップは状況に合わせて運用コストを抑えることが可能です。
また、カスタマイズの自由度が高いため独自性の高いサイト作りに長けており、ブランディングの構築や競合サイトとの差別化を図ることができます。
一方、ASP型ネットショップのデメリットは集客が難しい点です。
ショッピングモールのように多くのお客さんが訪れ認知されやすいモール型ネットショップに比べて、ASP型ネットショップは独立したネットショップなためSNS運用やメディア運営など、認知・集客のための工夫が必要になります。
「有料ASP」と「無料ASP」の違い
有料ASPと無料ASPの比較表
タイプ | 有料ASP | 無料ASP |
---|---|---|
プラット フォーム | カラーミー ショップ (レギュラープラン) | BASE (スタンダードプラン) |
初期費用 | 3,300円 | 無料 |
月額費用 | 4,950円 | 無料 |
販売手数料 | 無料 | 無料 |
決済手数料 (クレジットカード決済時) | 4%〜 | 3.6〜4.6%+40円 |
サービス利用料 | – | 3.0% |
ディスク容量 | 5GB | 無制限 |
商品登録数 | 無制限 | 無制限 |
登録画像数 | 〜50枚/1商品 | 〜20枚/1商品 |
デザイン テンプレート数 | 80点以上 | 22点 |
機能数 | 350種類以上 | 80種類 |
独自ドメイン | ||
電話サポート | – | |
メールサポート |
※2023年9月現在のデータ
- ある程度売上見込みがありランニングコストを抑えたい人
- デザインや機能性にこだわりたい人
- まずはスモールスタートで様子を見たい人
ネット販売のプラットフォームを選ぶときのポイント
ここでは、ネット販売のプラットフォームを選ぶときのポイントを紹介します。
- 目安月商からコストを把握・比較する
- 目的にあった強みをもつプラットフォームを選ぶ
この2つを意識すると、ネット販売のプラットフォーム選びの失敗を防げるよ!
目安月商からコストを把握・比較する
選択する出店方法やプラットフォームによって、月額費用や手数料などのコストが変わってきます。
例えばASP型ネットショップの無料タイプは、月額費用がかからない点から一見コストが低い印象を持ちやすいですが、決済手数料が高めなため売上が上がっても利益が上がりにくいです。
月商によって無料タイプより有料タイプの方がコストパフォーマンスがいい場合(逆パターンもあり)があるため、目安の月商をシミュレーションしてコストの把握や比較は必ず行いましょう。
目的にあった強みをもつプラットフォームを選ぶ
プラットフォームを選ぶ際に注目すべきポイントは、目的や求める要件にあっているかどうかです。
例えば、
- 他社サイトとの差別化を図りたい
- ブランディングを強化したい
上記のような目的であれば、カスタマイズ性や機能性が高くオリジナリティを出しやすい「ASP型ネットショップ」。
- 集客力の高い場所で出店したい
- より広い層のユーザーにアプローチしたい
上記のような目的であれば、集客力に長けている「モール型ネットショップ」。
ネット販売を開業するにあたって、目的にあった強みをもつプラットフォーム選びができているとミスマッチを防ぐことができます。
ネット販売のおすすめプラットフォーム会社5社
ここでは、ネット販売のおすすめプラットフォーム5社を出店方法別に紹介します。
おすすめのプラットフォーム5社の一括比較表
出店方法 | ネットショップ | モール型ネットショップ (有料) | ASP型(無料) | ASP型ネットショップ||
プラット フォーム | 楽天市場 (スタンダードプラン) | カラーミーショップ (レギュラープラン) | BESE /ベース (スタンダードプラン) | STORES /ストアーズ (フリープラン) | easy my shop /イージーマイショップ (無料版) |
初期費用 | 60,000円 (初回登録費用) | 3,300円 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額費用 | 50,000円 | 4,950円 | 無料 | 無料 | 無料 |
販売手数料 | – | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
決済手数料 (クレジットカ-ド決済時) | 【楽天ポイント】 会員が購入した代金の1%(通常) 【システム利用料】 月間売上高の0.1% 【アフィリエイト】 アフィリエイト経由の売上の2.0〜 【R-Messe】 月額5,000円 【楽天ペイ】 月間決済高の2.5〜3.5% | 4%〜 | 3.6〜 4.6%+40円 | 5% | 5%+40円 |
サービス利用料 | 月間売上高の2.0〜4.5% | – | 3.0% | – | – |
ディスク容量 | 5GB | 5GB | 無制限 | 無制限 | 200MB |
商品登録数 | 20,000商品 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
登録画像数 | 〜20枚/1商品 | 〜50枚/1商品 | 〜20枚/1商品 | 〜15枚/1商品 | 50枚以上/1商品 |
デザイン テンプレート数 | – | 80点以上 | 22点 | 48点 | 40点以上 |
機能数 | – | 350種類以上 | 90種類以上 | 40種類以上 | 25種類以上 |
独自ドメイン | – | – | |||
電話サポート | – | – | |||
メールサポート |
※2023年9月現在のデータ
※プランによって内容が異なります。詳しくは公式サイトよりご確認ください。
モール型のおすすめプラットフォーム会社
モール型ネットショップのおすすめプラットフォーム会社を紹介します。
楽天市場
モール型ネットショップで出店するなら、楽天グループが運営する「楽天市場」がおすすめです。
出店店舗数は2022年12月現在で約5.7万店舗。
10万店舗や100万店舗を超えるAmazonやYahoo!ショッピングに比べて出店店舗数が少ないですが、流通金額はAmazonとYahoo!ショピングを超える国内最大規模となっています。
集客力の強さに加えて、楽天市場のECモールはキャンペーンの実施が豊富なのでリピート顧客が訪れやすいのも強みですね!
価格競争が激しく利益率が低くなりやすいモール型の中でも比較的参入しやすいプラットフォームです。
出店方法 | モール型ネットショップ |
プラット フォーム | 楽天市場 |
初期費用 | 60,000円(初回登録費用) ※スタンダードプラン 》その他プランの料金一覧はこちら |
月額費用 | 50,000円 |
販売手数料 | – |
決済手数料 (クレジットカッド決済時) | 【楽天ポイント】会員が購入した代金の1%(通常) 【システム利用料】月間売上高の0.1% 【アフィリエイト】アフィリエイト経由の売上の2.0〜 【R-Messe】月額5,000円 【楽天ペイ】月間決済高の2.5〜3.5% 》手数料の詳細はこちら |
サービス利用料 | 月間売上高の2.0〜4.5% |
ディスク容量 | 5GB |
商品登録数 | 20,000商品 |
登録画像数 | 〜20枚/1商品 |
デザイン テンプレート数 | – |
機能数 | – |
独自ドメイン | – |
電話サポート | |
メールサポート |
※上記はスタンダードプラン時の情報で、プランによって内容や金額が異なります。
\集客力が強い!リピート客が掴める!/
ASP型(有料)のおすすめプラットフォーム会社
ASP型ネットショップ(有料)のおすすめプラットフォーム会社を紹介します。
カラーミーショップ
ASP型ネットショップ(有料)で出店するなら「カラーミーショップ」がおすすめです。
カラーミーショップは「レギュラー・ラージ・プレミアム」の3つのプランがあり、なかでも一番低コストなレギュラープランが一番人気となっています。
カスタマイズの自由度が高く機能数は350種類以上と充実しており、平均100種類以下しかない無料ASPに比べて群を抜く機能性です。
また、料金が比較的リーズナブルな点も魅力的です。
実際に私の運営するECサイトはカラーミーショップで作成しましたが「使いやすさ・コスト・デザイン性・機能性」では大満足しています!
出店方法 | ASP型ネットショップ (有料) |
プラットフォーム | カラーミーショップ |
初期費用 | 3,300円 |
月額費用 | 4,950円 |
販売手数料 | 無料 |
決済手数料 (クレジットカッド決済時) | 4%〜 |
サービス利用料 | – |
ディスク容量 | 5GB |
商品登録数 | 無制限 |
登録画像数 | 〜50枚/1商品 |
デザイン テンプレート数 | 80点以上 |
機能数 | 350種類以上 |
独自ドメイン | |
電話サポート | |
メールサポート |
※上記はレギュラープラン時の情報で、プランによって内容や金額が異なります。
\圧倒的な機能数で競合ECサイトと差がつく!/
ASP型(無料)のおすすめプラットフォーム会社
ASP型ネットショップ(無料)のおすすめプラットフォーム会社を紹介します。
BASE
ASP型ネットショップ(無料)で出店するなら「BASE」がおすすめです。
BASEは初期費用や月額費用が無料で、費用は売れたときだけ発生するのでリスクを抑えて始められます。
操作もシンプルで、初めてネットショップを開業する人でも簡単にはじめられます。
ショップ開設数は200万店舗以上。
まずは先行く先輩のショップ事例を見て、オリジナリティ溢れるネットショップづくりを始めましょう!
出店方法 | ASP型ネットショップ (無料) |
プラットフォーム | BASE |
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料 |
販売手数料 | 無料 |
決済手数料 (クレジットカッド決済時) | 3.6〜4.6%+40円 |
サービス利用料 | 3.0% |
ディスク容量 | 無制限 |
商品登録数 | 無制限 |
登録画像数 | 〜20枚/1商品 |
デザイン テンプレート数 | 22点 |
機能数 | 90種類以上 |
独自ドメイン | |
電話サポート | – |
メールサポート |
※2023年9月現在のデータ
※上記はスタンダードプラン時の情報で、プランによって内容や金額が異なります。
\30秒で開設!30分で販売できる!/
STORES
ASP型ネットショップ(無料)なら「STORES」もおすすめです。
無料ASPのなかでも知名度が高く、BASEと同じく初期費用や月額費用が無料なのでスモールスタートができます。
また、商品登録数やディスク容量が無制限でデザインテンプレート数も豊富と、無料とは思えないサービスの充実さが魅力です。
公式サイト内もシンプルで見やすく、初心者の人でもスムーズにネットショップを開業できますよ。
出店方法 | ASP型ネットショップ (無料) |
プラットフォーム | STORES |
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料 |
販売手数料 | 無料 |
決済手数料 (クレジットカッド決済時) | 5% |
サービス利用料 | – |
ディスク容量 | 無制限 |
商品登録数 | 無制限 |
登録画像数 | 〜15枚/1商品 |
デザイン テンプレート数 | 48点 |
機能数 | 40種類以上 |
独自ドメイン | – |
電話サポート | |
メールサポート |
※2023年9月現在のデータ
※上記はフリープラン時の情報で、プランによって内容や金額が異なります。
\知識ゼロでも簡単にカスタマイズができる!/
easy my shop(イージーマイショップ)
「easy my shop」もASP型ネットショップ(無料)でおすすめのプラットフォームのひとつです。
1商品に対し最大50枚の画像が登録できるため、商品の魅力を最大限伝えることができます。
有料プランでしか利用できないセット販売やオーダーメイド商品の対応も、今なら60日間無料でお試しができてとてもお得です。
出店方法 | ASP型ネットショップ (無料) |
プラットフォーム | easy my shop (イージーマイショップ) |
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料 |
販売手数料 | 無料 |
決済手数料 (クレジットカッド決済時) | 5%+40円 |
サービス利用料 | – |
ディスク容量 | 200MB |
商品登録数 | 無制限 |
登録画像数 | 50枚以上/1商品 |
デザイン テンプレート数 | 40点以上 |
機能数 | 25種類以上 |
独自ドメイン | ⚪︎ |
電話サポート | – |
メールサポート | ⚪︎ |
※2023年9月現在のデータ
※上記は無料版の情報で、プランによって内容や金額が異なります。
\セット販売やオーダーメイド商品対応!/
【必ずチェック】月商で変わるASP型の有料プランと無料プランの損得
月商でネットショップの開業のプラットフォームを選ぶときは、必ず以下2つを意識することが重要です。
- 客単価
- 決済手数料・販売手数料
客単価が安いと、いくら月商が上がっても決済手数料や販売手数料のコストが高くなり利益率が上がりにくくなります。
客単価・手数料によるコストのかかり方の例
月商 | 客単価 | 決済手数料 販売手数料 | 利益率 |
---|---|---|---|
10万円 | 1,000円 | 100回 | 低い |
10万円 | 1万円 | 10回 | 高い |
つまり同じ月商でも
- 客単価が低い=販売回数が多い=「利益が出にくい」
- 客単価が高い=販売回数が少ない=「利益が出やすい」
ということになります。
今度は、上記をASP型ネットショップの有料ASPと無料ASPを例に月にかかる費用を試算してみたのが以下です。
月商10万円のときのコスト比較
【有料ASP|月商10万円・客単価2000円の場合】
月商10万円÷客単価2,000円=決済発生回数50回
客単価2,000円×手数料率4%=1回の決済手数料80円
決済発生回数50回×決済手数料80円=月のコスト4,000円
【無料ASP|月商10万円・客単価1,000円の場合】
月商10万円÷客単価1,000円=決済発生回数100回
客単価1,000円×手数料率5%+40円=1回の決済手数料90円
決済発生回数100回×決済手数料90円=月のコスト9,000円
※参考:有料ASP/カラーミーショップ(レギュラープラン)無料ASP/easy my shop(無料版)
つまり、客単価が低いほど月商が増えたときに無料ASPだと損しやすいことがわかります。
客単価や決済手数料・販売手数料によって、商品が売れた際のコストのかかり方が大きく異なるので、プラットフォームを選ぶときは注意しましょう。
【月商別】ASP型のおすすめプラットフォーム
月商別のおすすめプラットフォームを紹介します。
ここでは月商が多くなるにつれ「有料ASP」の方がお得になる傾向や、月商が少ないときほど「無料ASP」がお得になる傾向が数値としても見られます。
ぜひ、運用するネットショップの目安月商を参考にチェックしてみてください!
月商10万円以内のおすすめプラットフォーム
月商10万円以内のおすすめのプラットフォームは以下のとおりです。
プラット フォーム | 月額費用 | 決済手数料 | 月の試算費用 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|
カラーミーショップ | 4,950円 | 4% | 8,950円 | |
BASE | 無料 | 3.6%+40円 | 5,600円 | |
STORES | 無料 | 5% | 5,000円 | |
easy my shop | 無料 | 5%+40円 | 7,000円 |
※客単価2,000円で計算
※各一番安いプランと手数料で計算
※月額費用と決済手数料のみで計算
月商50万円以内のおすすめプラットフォーム
月商50万円以内のおすすめプラットフォームは以下のとおりです。
プラットフォーム | 月額費用 | 決算手数料 | 試算費用 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|
カラーミーショップ | 4,950円 | 4% | 24,950円 | |
BASE | 無料 | 3.6%+40円 | 28,000円 | |
STORES | 無料 | 5% | 25,000円 | |
easy my shop | 無料 | 5%+40円 | 35,000円 |
※客単価2,000円で計算
※各一番安いプランと手数料で計算
※月額費用と決済手数料のみで計算
月商100万円以内のおすすめプラットフォーム
月商100万円以内のおすすめプラットフォームは以下のとおりです。
プラットフォーム | 月額費用 | 決算手数料 | 試算費用 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|
カラーミーショップ | 4,950円 | 4% | 44,950円 | |
BASE | 無料 | 3.6%+40円 | 56,000円 | |
STORES | 無料 | 5% | 50,000円 | |
easy my shop | 無料 | 5%+40円 | 70,000円 |
※客単価2,000円で計算
※各一番安いプランと手数料で計算
※月額費用と決済手数料のみで計算
月商500万円以上のおすすめプラットフォーム
月商500万円以上のおすすめプラットフォームは以下のとおりです。
プラットフォーム | 月額費用 | 決算手数料 | 試算費用 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|
カラーミーショップ | 4,950円 | 4% | 204,950円 | |
BASE | 無料 | 3.6%+40円 | 280,000円 | |
STORES | 無料 | 5% | 250,000円 | |
easy my shop | 無料 | 5%+40円 | 350,000円 |
※客単価2,000円で計算
※各一番安いプランと手数料で計算
※月額費用と決済手数料のみで計算
【ネット販売のリアル】こんなECサイトは失敗する
ここでは、実際にネット販売を運営している私がネット販売で失敗する人の共通点について紹介します。
- 事業計画が疎かだった
- 集客方法を考えていない
- リピーター対策ができていない
- 他社との差別化ができていない
- 固定費が予算オーバー
- 仕入れ不足・過多
最近では無料で手軽にネット販売が行える便利なプラットフォームが増えました。
しかし手軽に挑戦できるメリットがある反面、一番重要となる事業計画を疎かにしてしてしまい失敗する人が多いです。
結果、差別化ができずに埋もれてしまったり、そもそも認知されずに集客ができていなかったり、売上が出ていないのに月額費用だけ毎月支払うような事態になりかねません。
うまく集客ができて売上を発生させることができても、固定費が予算オーバーだと結局赤字になったり、仕入れ不足でお客さんに迷惑をかけてしまったりします。
やりながら改良していくスタンスも大事ですが、大きな失敗を防ぐためにも事業計画はしっかり立てるようにしましょう。
ネット販売を始めるにあたってのよくある質問
ネット販売を始めるにあたってのよくある質問について紹介します。
まとめ
この記事では、ネット販売におすすめのプラットフォームや選び方、注意点について解説しました。
ネット販売を開業するにあたってプラットフォーム選びはとても重要です。
ネット販売の出店方法は主に2つあり、特徴やメリット・デメリットが異なるため、あなたが運営するネット販売の目的や求める要件、目安月商などから慎重に判断することが重要になります。
ネット販売の2つの出店方法と特徴
出店方法 | モール型 | ASP型 |
---|---|---|
初期費用 | 高い | 安い |
システム維持費 | 高い | 安い |
集客力 | 高い | 低い |
デザイン・ カスタマイズ性 | しにくい | カスタマイズしやすい | カスタマイズ
リピート購入 | しにくい | しやすい |
外部リンク | ほぼできない | できる |
SNS連携 | しにくい | しやすい |
制作の難易度 | 簡単 | 簡単 |
粗利益率 | 低くなりやすい | 高い |
主なECサイト | ・楽天市場 ・Amazon ・Yahoo!ショッピング など | ・BESE ・カラーミーショップ ・STORES ・イージーマイショップ など |
おすすめのプラットフォーム5社の一括比較表
出店方法 | ネットショップ | モール型ネットショップ (有料) | ASP型(無料) | ASP型ネットショップ||
プラット フォーム | 楽天市場 (スタンダードプラン) | カラーミーショップ (レギュラープラン) | BESE /ベース (スタンダードプラン) | STORES /ストアーズ (フリープラン) | easy my shop /イージーマイショップ (無料版) |
初期費用 | 60,000円 (初回登録費用) | 3,300円 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額費用 | 50,000円 | 4,950円 | 無料 | 無料 | 無料 |
販売手数料 | – | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
決済手数料 (クレジットカ-ド決済時) | 【楽天ポイント】 会員が購入した代金の1%(通常) 【システム利用料】 月間売上高の0.1% 【アフィリエイト】 アフィリエイト経由の売上の2.0〜 【R-Messe】 月額5,000円 【楽天ペイ】 月間決済高の2.5〜3.5% | 4%〜 | 3.6〜 4.6%+40円 | 5% | 5%+40円 |
サービス利用料 | 月間売上高の2.0〜4.5% | – | 3.0% | – | – |
ディスク容量 | 5GB | 5GB | 無制限 | 無制限 | 200MB |
商品登録数 | 20,000商品 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
登録画像数 | 〜20枚/1商品 | 〜50枚/1商品 | 〜20枚/1商品 | 〜15枚/1商品 | 50枚以上/1商品 |
デザイン テンプレート数 | – | 80点以上 | 22点 | 48点 | 40点以上 |
機能数 | – | 350種類以上 | 90種類以上 | 40種類以上 | 25種類以上 |
独自ドメイン | – | – | |||
電話サポート | – | – | |||
メールサポート |
※2023年9月現在のデータ
※プランによって内容が異なります。詳しくは公式サイトよりご確認ください。
ネット販売は、一度ECサイトを作ってしまうと別の出店方法へ移行するのはかなり面倒で大変な作業です。
また、事業計画が疎かだったり正しいプラットフォーム選びができていなかったりすると、失敗して大赤字になってしまうことも。
安心してネット販売ができるように、この記事で紹介したプラットフォームの選び方や注意点をもう一度チェックしましょう!
- はじめてのネット販売だし不安…
- この判断や方向性であっているのか心配…
- 自分じゃ開業できなさそう…プロに頼みたい…
上記のような人はぜひ、ネット販売で売上を伸ばし現在も安定した運用ができている私までご相談ください!
不安を解消して一緒にネット販売を成功させるための方法を考えましょう!
【完全無料相談】なので、だれでもお気軽にご相談くださいね!