照明をLEDに変えたら電気代はどれくらい安くなる?電気屋さんが節約術を解説

電気代が高騰するなか、照明をLEDに変えて生活の満足度を下げずに、電気代の節約をしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

電気代の節約を考えている人のよくある悩み
  • 照明をLEDに変えると電気代の節約になるって本当?
  • LED照明が気になるけど、どれを選べばいいか分からない
  • とにかく簡単に電気代を節約する方法を知りたい

この記事では、電材商社で7年営業マンをしている家電のプロ監修のもと、まちの電気屋さんを経営しているしゅんぞーが、自宅やオフィスで簡単にできるLED照明での節電術について解説しています!

この記事でわかること
  • LED照明の仕組みとメリット・デメリット
  • LED照明に変えて電気代を節約する方法
  • おすすめのLED照明

この記事を読むと、LED照明を活用して生活の満足度を下げずに、毎月の電気代を下げることができます。

しゅんぞー

電気代の値上がりを受けて、LED照明のお問い合わせが増えています!

目次

【電気屋さんが解説】LED照明とは何か

LED照明のLEDとはLight Emitting Diodeの略で、日本では発光ダイオードと呼ばれています。電力不足や電気代の値上げで注目されているLED照明。あまり詳しく知らない人も多いと思います。

LED照明について分かりやすく解説
  • LED照明の基本的な仕組み
  • LED照明と他の照明方法との違い
しゅんぞー

日本人がノーベル賞を受賞した青色発光ダイオード。この技術のおかげで、現在のLED照明が作れるようになりました!

LED照明の基本的な特徴

LED照明の一番の特徴は「省エネ効果」です。

LEDは電流を通すと発光する半導体素材を利用しています。半導体はエネルギー効率が高く、消費電力が少なくても明るく光る性質があります。

長寿命も大きな特徴です。LEDは約4万時間もの長時間使用が可能で、白熱電球の約40倍、蛍光灯の約2倍の使用ができます。

引用:Panasonic公式HP

しゅんぞー

LED照明に変えてから、自宅や職場の電球を取り替えることことがほぼ無くなりました!

LED照明と他の照明方法との違い

白熱電球や蛍光灯は、電気を熱に変えてから光を発生させる仕組みの照明です。一方でLED照明は流れる電気をそのまま光に変換します。

また従来の白熱電球や蛍光灯には、フィラメントという熱を放出する細い線がついています。フィラメントが熱で切れた時が白熱電球や蛍光灯の寿命です。

LED照明は、熱を使って光を発生する仕組みではないためフィラメントがありません。フィラメントが無いおかげで、LED照明は白熱電球の数十倍の期間使用ができます。

しゅんぞー

LED照明はほとんど熱を発しないので、電球に触っても熱くないのが特徴です!

LED照明のメリットとデメリット

LED照明には、さまざまなメリットがあります。しかし一部デメリットも存在するためLED照明の特徴を理解しあなたのライフスタイルに合った照明を選びましょう。

LED照明のメリット
  • 節電効果が高い
  • 長い期間使用できる
  • 発熱が少ない
LED照明のデメリット
  • 初期費用が高い
  • LED電球が使用できる照明設備かの確認が必要

 LED照明のメリットまとめ

LED照明のメリット
  • 電力消費が抑えられるため節電効果が高い
  • 寿命が長いため、交換頻度が少なくラン二ングコストが抑えられる
  • 発熱が少ないので部屋が暑くならない

LED照明は他の照明と比較して、少ない電力で明るい光を出せるため電力消費が抑えられます。

LED照明は寿命が長いのも大きな特徴です。LED照明は約40,000時間の使用ができると言われており、1日8時間使用したとしても10年以上照明を交換する必要がありません。

しゅんぞー

経営している電気屋でも、多くのお客様にLED照明をご案内をしてきましたが、皆さん満足されていらっしゃる人がほとんどですよ!

 LED照明とデメリットまとめ

LED照明のデメリット
  • 初期投資が高いこと
  • 照明器具がLED照明に対応してない場合がある

LED照明は白熱電球や蛍光灯に比べて、購入する際の価格は高めです。しかし長期的に見れば、LED照明の初期費用を節電効果で十分に回収できるケースがほとんどです。

しゅんぞー

LED照明は約40,000時間の使用ができると言われていますが、メーカーの保証自体は1年の場合があります!

また、照明器具がLED照明に対応していない場合があります。すべての照明器具がLED照明に対応しているわけではないため、導入には照明器具とLED電球の互換性が必要です。電気屋さんと相談しながら選ぶとよいでしょう。

しゅんぞー

私が経営している電気屋でも、LED照明の設備工事も対応可能です!LED照明が気になる方は、全国問わずお気軽にご相談してくださいね!

\ 無料相談受付中! /

【節約術】LED照明に変えることでどれだけ電気代が安くなるのか

LED照明を導入することで、生活の満足度を下げずに電気代を節約することが可能です。

白熱電球や蛍光灯からLED照明に変えると、どれくらい年間の電気代が節約できるのか、後ほど計算方法や電気代の違いを解説します。

LED照明の電気代のポイント
  • LED照明の消費電力は、白熱電球の約1/8
  • 10年以上交換の必要が無い場合が多く、照明の購入コストが抑えられる

LED照明は白熱電球に比べて寿命が長いため、交換コストも大幅に削減できます。電気代を抑えたい、トータルで費用を抑えたい人はぜひLED照明の導入をご検討ください。

しゅんぞー

お店のお客様からは、「LEDに変えたら電気代も安くなってよかった!」というお声も良くいただきます!

LED照明の消費電力について

LED照明は他の照明と比べて明るさあたりの消費電力(ワット)が非常に少ないという特徴があります。

例えば同じ明るさの照明で比べると、LED照明は蛍光灯の約半分、白熱電球の約1/8の電力しか消費しません。

照明の種類毎の消費電力
  • LED電球の消費電力は6〜10ワット程度
  • 蛍光灯の消費電力は13〜15ワット程度
  • 白熱電球の消費電力は40〜60ワット程度

また、LED照明は熱をほとんど発生しないため、空調コストの削減にもつながります。

しゅんぞー

LED照明の導入を検討しているお客様も、エネルギー効率の良さに魅力を感じて購入されていきます!

LED照明と蛍光灯の電気代の比較

実際にLED照明と蛍光灯の電気代を比較してみます。同じ使用時間であれば、LED照明は蛍光灯の電気代を大幅に削減します。

1つの電気を変えるだけで、10年間で約48,000円の節電効果があります。

【LED照明】年間電気代【蛍光灯】年間電気代LED照明に変えた場合の電気代削減額
年間電気代約2,000円約4,800円約2,800円の節約
10年間電気代約20,000円約48,000円約28,0000円の節約
しゅんぞー

家中の照明を変えた場合、かなりの電気代の節約ができますよ!

合わせて読みたい

【電気屋さんが推奨】電気代節約のためのLED照明選び

LED照明を検討する場合、購入するLED照明の選び方も大切です。

LED照明と言っても様々な種類があり、消費電力や寿命、照明の色味に大きな差があります。


長寿命電気屋さんが推奨するLED照明の選び方
  • 消費電力が少なく、寿命が長いものを選ぶ
  • 自宅の雰囲気に合う色合いを選ぶ
  • LED照明が使える照明器具か確認する
しゅんぞー

色合いが変わるだけでも部屋の雰囲気は大きく変わりますよ!

プロが推奨するLED照明の選び方


LED照明を選ぶ際のチェックポイント
  • 記載されているワット数が低いものを選ぶ
  • 寿命が長いものを選ぶ
  • 自宅の雰囲気に合わせた色を選ぶ

LED照明のワット数が低いと、消費電力が少なく電気代の節約につながります。LED照明は製品によって寿命に差があります。

また、寿命が長いものを選ぶことで照明の交換頻度を減らし、ランニングコストを削減できます。自宅の雰囲気に合わせた色を選ぶと、心地よい照明空間が実現するでしょう。

しゅんぞー

Panasonic公式サイトでもLEDの照明器具を取り扱っています!

LED照明への取替え方法

自宅で手軽にLED照明に取り替える方法と、プロに頼むメリットを解説します。

電球の交換やLED照明の取り替えだけなら、自宅で簡単にできるでしょう。蛍光灯の場合は設置工事が必要になる場合があるため、プロに依頼する必要があります。

自宅でできるLED照明への取替え方法

自宅で照明をLEDに取り替えるためには、現在使用している電球の種類(E26やE17などの口金サイズ)と形状、色味を確認しLED電球を選びます。

交換の際は、電源を切ってから古い電球を外し新しいLED電球を取り付けてください。

しゅんぞー

LED照明の取替えは簡単にできますよ!

プロによるLED照明の取り替えサービスについて

複雑な照明器具や天井が高い場所など、自分で取り替えるのが困難な場合は、プロに依頼しましょう。

全室の照明を一度にLEDに変える場合や、自宅や職場の照明全体の効率的な配置を考えたい場合にも、電気屋のプロの意見を聞くことを推奨します。

しゅんぞー

LED照明の簡単な相談から設置交換まで、お悩みの人はぜひお気軽にお問い合わせくださいね!

【Q&A】LED照明についての質問

LED照明と蛍光灯、どちらを選ぶべきですか?

電気屋を経営している私のおすすめはLED照明です。初期費用は蛍光灯に比べてかかりますが、LED照明は蛍光灯に比べて消費電力が少なく寿命も長いです。長期的に見るとLED照明の方がトータルのコストが低いケースがほとんどです。

LED照明の取り替え時に注意すべき点は何ですか?

LED照明の取り替え時に注意すべき点は、まず照明器具と電球の互換性を確認することです。全てのLED電球が全ての照明器具に対応しているわけではないため、必ずご自身の照明器具に合うLED電球を選んでください。ご不安な方は、LED照明の相談や設置交換も行っております。

LED照明の寿命はどれくらいですか?

 LED照明の寿命は製品によって異なりますが、平均的には約40,000時間から50,000時間と言われています。1日8時間点灯させ続けた場合、約14年から17年ほどの寿命となります。

LED照明は白熱灯に比べて明るさはどう変わりますか?

LED照明は白熱灯に比べて明るさに大きな変化はありません。しかしLED照明は効率よく光を放出するため、同じワット数で比較するとLED照明の方が明るく感じる場合が多いでしょう。

LED照明を使うと部屋が暑くなることはありますか?

LED照明を使っても部屋が暑くなることはほとんどありません。LED照明が発する熱量が少ないためです。LED照明を長時間使っても、部屋全体の温度上昇にはほとんど影響しません。

まとめ

この記事では、LED照明を活用した節電術について解説をしてきました。

LED照明に変えるべき理由
  • 電力消費が抑えられるため節電効果が高い
  • 寿命が長いため、交換頻度が少なくラン二ングコストが抑えられる
  • 発熱が少ないので部屋が暑くならない
電気屋さんが推奨するLED照明の選び方
  • 消費電力が少なく、寿命が長いものを選ぶ
  • 自宅の雰囲気に合う色合いを選ぶ
しゅんぞー

電気屋さんを経営する私も、家中の照明をLED照明にしています!

LED照明に変えることで、高騰する毎月の電気代を下げることができます。まだLED照明を導入していない人は、この機会にぜひ一度チェックしてみてください。

しゅんぞー

信頼できるメーカーの1つであるPanasonic公式サイトでも、LED照明の取り扱いがあります。LED照明の簡単な相談なども承っておりますよ!

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